パナソニックとパナソニック システムソリューションズ ジャパンは、ロボティクスと画像処理技術を活用したインフラ点検サービス「Smart Image Sensing」シリーズとして、、「4K画像活用構造物点検サービス」と「インフラ設備撮影サービス」の2サービスの提供を開始した。
4K画像活用構造物点検サービスは主に橋梁などの点検に、インフラ設備撮影サービスは道路近接設備などの点検を支援するもの。
4K画像活用構造物点検サービスは、これまでの構造物点検の課題であった目視やセンサーを使用する際の足場設置に伴う安全面やコスト面への改善を支援する。橋梁などの構造物に対し、4Kカメラで撮影を行い、振動の可視化や周波数解析、たわみ量解析などの結果データを提供するなど、構造物を効率的にかつ安全に計測する。対象物の撮影に関する現場環境の下見から、カメラなどの計測機材の選定、撮影、解析、レポートまで一括してパナソニックがサービスを提供する。
インフラ設備撮影サービスは、停電の原因にもなる電柱上のカラスの営巣の点検など、高所・広範囲における目視点検作業を、車両に取り付けたカメラでインフラ設備を自動で撮影し、位置情報と連携した画像管理を行うことで、点検の定量化による委託化や省力化を支援し、また点検作業の安全面の改善を支援する。用途や目的別に解像度や構成の異なるカメラを選択するなど、現場に適した撮影方法を提案する。
2つのサービスは、オープン価格となっている。