IoTシステムを構築するクラウドサービス

フリービットは、IoT(モノのインターネット)に特化したクラウドサービス「freebit cloud IoT Platform」を発表した。デバイスからネットワーク、クラウド、外部連携、監視運用までを提供する。

freebit cloud IoT Platformは、デバイスから運用までを一気通貫のプラットフォームソリューションとして提供するIoT特化型クラウドサービス。

データ通信サービスである「freebit cloud security SIM」のモバイルネットワークを利用し、IoT機器にセキュリティゲートウェイ「Fortigate」を経由させることで、セキュリティリスクを遮断したセキュアな環境を構築する。通信においては、通常のインターネット接続、IPsec-VPN、閉域網による顧客拠点との接続に加え、AWSやMicrosoft Azureへの閉域アクセスも可能。さらに、現在利用している閉域網の引き込みにも対応することで、キャリアフリーのネットワークコネクティビティを構築できる。

また、freebit cloud security SIMは通信容量制限がなくアップロードに特化している。インターネットの敷設が難しい環境においても、低コストでネットワーク環境を構築できる。さらに、大量データをクラウド上の低コストなIoTストレージへ集約することで、コスト削減も図れる。

さらに「IoT Template」機能では、フリービットクラウドのテンプレートからわずか10分で作成でき、Web UIからのセンサーデータの収集や可視化、通知機能の設定などを可能にしたテンプレートで無償提供される。

その他、IoTのネットワークではインターネットを経由せずにフリービットデータセンター内のハウジング環境やホスティング環境へ接続し、顧客企業が構築したシステムとの連携を可能にする。