ジャパンネット銀行、本邦初の極薄ワンタイムパスワードカードを採用

ジェムアルト、ジャパンネット銀行がカード型OTPトークンDisplay Cardを採用

デジタルセキュリティの世界的なリーダーであるジェムアルト(ユーロネクスト NL0000400653 GTO)は、株式会社ジャパンネット銀行が日本の銀行としては初めて、カード型OTP(ワンタイムパスワード)トークンディスプレイカードを採用し、利用が開始されたことを発表。ジャパンネット銀行は2016年11月29日より新規口座開設者へジェムアルトのDisplay Cardを無料配布しているという。

カードは薄さ0.8ミリのキャッシュカードと同サイズで、携帯性に優れていて、パスワード表示部分の数字の見やすさを向上しているとのこと。日本国内ではオンラインバンキングのセキュリティと利便性両立のニーズが一層高まり、Display Cardのさらなる採用が見込まれている。

また、ジェムアルトは、OTP生成に加え決済まで含めた多機能カードやFIDO(ファイド)に準拠した生体認証を備えたカードなどの開発も予定。スマートフォン向け決済内容のメッセージングによる二経路認証とFIDO生体認証アプリケーションの開発の為のツールキット(SDK)を提供しているとした。