3次元の組紐構造モデルも作成・解析するソフトウェアに進化

3次元の組紐構造モデルも作成・解析するソフトウェアに進化
テニスやバドミントンのラケット、ゴルフクラブのシャフトにも使われている――。2種以上の素材を組み合わせれば軽量なのに強度や応力、耐久性等の物理性能が増す、複合材料は航空宇宙や自動車など、各種産業界で重要な位置を占めていて、今後も多彩なモノへの展開が進むだろう。
繊維とプラスチックなどを複合することにより特性も大きく変化する。中でも長い繊維を円筒形に組み合わせた組紐構造の複合材は、近未来の「水素社会」(Ref.経産省資源エネルギー庁Web)における高圧水素タンク、自動車用カーボンホイール、あるいは「超スマート社会」(内閣府Web)における産業用ロボットアームなど、様々な場面での活用が期待されるという。 CTCは今月6日、炭素繊維と樹脂を組み合わせた炭素繊維複合材をはじめとした自社開発の材料解析ソフトウェア「Composites Dream」に、製造、スポーツ、医療業界などでの活用が見込まれる組紐構造ついてのモデリング機能を追加した。価格は250...

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