新アルゴリズム、自律型ドローンの運動性能をMAXに

新アルゴリズム、自律型ドローンの運動性能をMAXに
日本政府が掲げる「超スマート社会(Society5.0)」では、ロボットや自動運転、人工知能(AI)技術などを活用した産業や医療、暮らしの革新が見込まれている。小型無人航空機(ドローン)もそこに含まれている。
実際Society5.0の政府広報Webサイトには、「それは、いつもの毎日にやってくる、半歩先の未来。」として、ドローンに諸手を差し伸べる少女の姿が描かれている。現在、ドローンの活用に向け、様々な取り組みと法整備が進んでいるが、それらの多くは人間による操縦を前提としている。日本では、少子高齢化による労働人口の減少が続いているため、複数のドローンを用いた大規模な運用は難しい状況にある。 また、実用化が進みつつあるドローンの自動操縦は、事前の最適化計算によって飛行すべき経路を綿密に設計し、その経路上を飛行するものだが――。社会インフラの維持管理や農薬散布、作物の生育状況の監視など、今後ドロ...

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