世界初のマルチシグ仮想通貨送金サービスはじまる

世界初のマルチシグ仮想通貨送金サービスはじまる
金融とIT(情報技術)を融合させたしくみ「フィンテック」がさまざまな領域に革新をもたらしている。ビットコインなどの仮想通貨はその一つであり、電子ウォレット(財布)を使って、法定通貨と同様に貯金したり送金したり、国境をも軽々越える便利さの一方で高い安全性が求められる。
昨今、仮想通貨取引(送金)におけるセキュリティ対策として、マルチシグネチャー(複式署名)による管理が安全性の一指標として重要視されている。いわゆる「マルチシグ」は、取引時に複数の秘密鍵による署名が必要なため、1つの秘密鍵の署名で取引可能なシングルシグよりも安全性が高く、鍵の紛失時にも対応しやすい利点がある。けれども複数の秘密鍵の管理を要し、その設定や運用などの手間暇が課題になっていたという。 GMOシステムコンサルティングは、仮想通貨取引のセキュリティを高めながら上記管理面の課題を解決するべく開発した、マルチシグベースで仮想通貨の送金管理ができる「GMO SignedD」を9月10...

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