フィンテックAIにて音声記録を高精度検出、生産性向上へ

フィンテックAIにて音声記録を高精度検出、生産性向上へ
近ごろ金融とIT(情報技術)の融合による「フィンテック」の展開が加速している。デジタル革命によって利用者へのサービス向上をめざすほかに、産官学を挙げて「働き方改革」を推し進め、生産性を世界トップレベルに引き上げようとしているこの国でそれは必須だ。
ゆえに金融庁は昨年、フィンテックを活用したイノベーションに向けたチャレンジを加速させる観点から、「FinTech実証実験ハブ」を設置。そして今年8月1日、三井住友フィナンシャルグループおよびSMBC日興證券は、情報の輝く価値の実現をめざすFRONTEO社とともに、上記実験ハブにおける人工知能(AI)技術を用いた通話録音記録確認の高度化・効率化の実証を完了したことを発表した。 SMBC日興證券では顧客から電話で寄せられる膨大な話を記録し、それらを人が点検している。そこで今回、「通話録音記録からのお客さまのご意見・お申し出のチェック業務」を対象に、「通話記録から決められた時間内で『正解=チェック...

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