入院給付金、支払査定をAIにて迅速に

入院給付金、支払査定をAIにて迅速に
高齢化が急速に進展するこの国では、入院・手術を保障する医療保険のニーズが高まっている。そして、保険会社への入院・手術給付金の請求も増加し、保険会社は、顧客への迅速な支払いに取り組んでいるという。
入院・手術給付金について、保険業界では、請求内容の確認業務の効率化が求められ、AI(人工知能)活用による課題解決が期待されているという。 各種IT(情報技術)ソリューションサービスを提供しつつ、昨年4月に「AIサービス事業部」を立ち上げたTISは、T&D保険グループの大同生命の給付金支払査定業務における、過去の入院との因果関係を判断する業務にAIを活用するPoC(実証実験)の支援を行ったことを発表。 今年2月までの約5ヶ月間、TISは、大同生命より過去2年分の支払履歴データ(個人情報除く)の提供をうけ、これを教師データとして、AIモデルを構築。AIによる判定結果と大同生命の過去の支払査定結果...

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