次世代EV・自動運転車両に適したマイコン、ハイパーバイザも

次世代EV・自動運転車両に適したマイコン、ハイパーバイザも
世界中の自動車メーカーおよび関連企業がEV、ハイブリット型も含めた電気自動車の開発でしのぎを削っている。各社の視線の先にあるのは、衝突回避などのADAS(先進運転支援システム)をさらに進化させて常にネットにもつなげる次世代の形、そして自動運転車両だ。
クルマが完全自動運転できるようになっても求められる基本機能・性能は不変である。「走る」、「曲がる」、「停まる」の三要素を磨き続けなければ、新開発の高性能バッテリーを積んだ次世代EVだって、ただのコンセプトカーで終わってしまう。近未来のクルマは、より一層安全でなければならず、かつこれら三要素に電子制御/マイクロコンピュータがより密接に関わってくる。 車載半導体市場で'15年トップベンダーになった(Strategy Analytics英文記事)、NXPはきょう、次世代EV/自動運転車でビークル・ダイナミクスを制御する新しい高性能セーフ・マイクロプロセッサ・ファミリを発表した。同プロセッサは手動で...

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