システムエンジニアの知見をAIなどで体系化

システムエンジニアの知見をAIなどで体系化
IT(情報技術)に関わる者は奔流をゆくカヌー選手のようだ。次々に現れる先端テクノロジーの流れに乗りつつ、それらを経営に活かすコース取りとシステム展開が求められる。いま、IoT(モノのインターネット)の導入、ビッグデータや人工知能(AI)の業務利用など、難所に差し掛かっている。
多くのITユーザーが現行システムの安定運用やデジタル技術を活用した新サービスの実現といった経営課題に直面しているという。富士通は、顧客システムの構築や運用実績を通して蓄積してきたシステムエンジニア(SE)の知見を基に、最新テクノロジーも網羅して開発した、SE業務支援ツール「KIWare」を発表した。 開発期間の短縮を高品質で実現し、顧客ビジネスのスピードアップに貢献することをめざして、同社が培ってきた総合システム開発体系「SDAS」。これに含まれているツール群に、AIなどを活用する新たなツールを加え、実証実験を経て体系化したものだという。「KIWare」は、プロジェクトマネジメント、上流工程...

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