IoTのプライバシー保護を実証

IoTのプライバシー保護を実証
あらゆるモノがネットにつながるIoTは今、さまざま分野にその適用範囲を広げ始めている。
センサー類からの情報を大量に集積し、生産効率の向上や新製品の開発などに活かす。産業分野のIoTでは企業秘密の守りが重要テーマになる。一方、つながる車(コネクティッドカー)では、集積データの垣根を越えた活用が、その革新と普及の鍵を握っている。 家電製品や住宅設備、電気ガス水道メーターがネットにつながるスマートホームで、住人は、便利で快適な生活を希望しても、「○○さん、きょうは朝風呂に入った」みたいに、自己が特定され、自身の生活様式がネット上に流れることは望まない。コネクテッドカーでも同様だろう。IoTにより、走行状態に合せて保険料が安くなったり、故障やその予兆に迅速に対応したりのサービスは歓迎...

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