さまざまな業種でネットからリアル店舗へ送客

さまざまな業種でネットからリアル店舗へ送客
実店舗とオンラインストア等を融合させて売上増をめざす、オムニチャネル販売は数年前から話題だ。 小売業界を一変させるとして、大手チェーンストアなどがそれに力を注いでいる。しかしあらゆる業種・業態の店がその効果を実感しているわけではないだろう。イノベーションであるオムニチャネルを活かすには、新たな購買動向に最適化したマーケティングが必要である。
バナー広告を打ったり、クーポンを発行するなどして、オンラインのサイバー空間からオフラインの実店舗へと客を誘い購入を促すO2Oマーケティングは、オムニチャネルに欠かせない。PCやスマートフォンのユーザーならその名称は知らなくても、一度は体験したことがあるだろう。アンケートに答えて映画館や水族館の割引券を手に入れたり、「これ、使えますか」とクーポンを店員にみせたりした人も、きっといるはずだ。 そんなO2Oマーケティングだが、効果測定が難しい。費用対効果を明らかにする仕組みでなければ利用価値はない。 実店舗への来店成果の計測や、計測するための高いシステム投資などが課題に挙げられているという。従来の...

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