オクターブ上の診断・治療に最適な線量と画質バランス

オクターブ上の診断・治療に最適な線量と画質バランス
右を向いて。はい、今度は左、もう少し左――。 40歳を過ぎた人が毎年、前夜から絶食し、薄い衣服をまとい、冷ややかな台の上でスピーカーから流れてくる指示に従って、バリウムをさらに飲んでまたもや右左......する苦行を透視検査と言うらしい。食道や十二指腸、大腸も、一般のレントゲンに写らない部分を造影剤で明らかにするそうだ。
それを写す側からすれば、胃透視などの消化管検査のほか、ERCP(内視鏡的逆行性胆道膵管造影)やミエログラフィ(脊髄造影)など、1台で各診療科の多彩な検査に柔軟に対応できるシステムはきっと便利だろう。 多方向からの観察を可能とするCアームと17インチ広視野FPDを搭載したX線TVシステム「Ultimax™-i(アルティマックス アイ)」は、多目的な検査対応に加えて、オリジナルのコンパクト設計により、Cアームシステムでありながらも検査室に広い作業スペースを確保できるため、様々な手技における患者へのアプローチを容易にすることもあり、2009年に発売開始以来、とても好評だという。東芝メディカルシステ...

全て閲覧(メンバー限定)