車載機は64ビット、オープンソース時代へ

車載機は64ビット、オープンソース時代へ
あらゆるモノがインターネットにつながる「IoT」。なかでも交通事故をなくし、渋滞を緩和する自動運転技術には大きな期待が寄せられていて、そのプラットフォーム、「つながるクルマ」の開発が急がれている。
つながるクルマ(コネクティッドカー)は動力・駆動・制御系のシステムと、情報・通信系のシステムとで構成されている。相互にデータをやりとりしてこそ自動運転が実現されるので、本来分けて考えるべきではないのだが、両者には、工場で生産ラインに使われる数値制御システム(CNC)等と、本社ビル内で受発注処理や販売管理などをするシステムのように、機能と用途、ときには形態にも違いがある。ダウンサイジングの波にのまれてどちらの現場でも同じ形のPCが見られるにしても、端から小型軽量を旨とするコネクティッドカー搭載の、システムOSは、WindowsやLinuxが主流である。 PC(パソコン)OSと、そのアプリケーシ...

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