データの身代金要求に対抗! IPAが注意喚起!

データの身代金要求に対抗! IPAが注意喚起!
先週金曜日の朝(現地時間)、MalwareHunterTeamがつぶやいた。ランサムウェア(身代金を要求する悪意のソフトウェア)"WanaCry"の亜種である"WanaCryptor"の拡散は警報レベルにあり、3時間足らずで感染が11ヶ国に及んでいると。 そしてその約6時間後、情報セキュリティソリューション大手のカスペルスキー・ラボ社が、世界74ヶ国、45,000以上の攻撃を観測したと報じた。
メールの添付ファイルを開いたり、リンクをクリックすると―― 「おっと、あんたのファイルたちは暗号化されちまったぜ!」(原文意訳) とのタイトルで始まり、ひとつただで復号を試してみろとか、3日以内にビットコインで代金を支払えとか指示し、未払いで7日を過ぎるとすべてのファイルは永遠に消えてなくなるぞと脅す画面は親切にも各国語に機械翻訳され、日本語の文章は多少違和感があるものの丁寧語で書き記されている。丁寧な物言いは、ときに恐ろしさを増幅する、裏社会の常套手段だ。 不幸中の幸いと言うべきか、英国で16の病院、スペインの通信会社などが被害を受け、感染マップを見るとロシアが真っ赤になっている頃、日本...

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